【第二回】評価シート付き小説レビュー企画の、参加作品についての座談会


 短編レビュー企画(ナロラボ杯)の座談会です。参加作品のweb小説を褒めたり、解説したり、詳しく批評したりしています。

短編小説レビュー企画の裏側


 ナロラボの調査結果×KaKuKaKu合同企画「第二回 評価シート付き小説レビュー企画」を終えて、参加作品についての座談会をしました。その時の会話を作品別に掲載しています。

 会話内容はブログ記事として読みやすいように編集してあります。

今回の審査員はこちら。

なろうラボ
 第一回 評価シート付小説レビュー企画開催者兼レビュアー。普段はWeb小説投稿に役立つ情報を集めるアンケートなどをおこなっています。第一回の企画で40作品の評価経験があります。好きな短編小説は乙一「ZOO」です。あと、野崎まど「野崎まど劇場」も好きです。



クロスグリ
 ライトノベルを愛する書き手兼レビュアー。他人の文章にはうるさく、一癖ある作品が好み。短編作品においては無駄の少なさとオチを重視いたします。好きな短編小説は、時雨沢恵一「キノの旅」  web小説やライター活動の専門サイトを運営中。主にハウツー記事を掲載しています。依頼制の作品レビューもしているので、気になった方は下記のリンクからご連絡ください。


 とびらの
 通りすがりのなろう作家。一時期コメディジャンルランキングを占拠した「下ネタ短編企画」や「TSゴールデン企画」、この秋には「清純ギャグ短編企画」を主催している企画主。その正体は、濫読性万年活字中毒の重篤患者。


ひょろ
小説家になろう読み専ユーザー。2017年4月9日からお気に入り小説の紹介をエッセイにした「読み専が紹介する『なろうお気に入り作品』」をスタートし、現在までほぼ毎日更新で150本以上のWEB小説を紹介してきた。エッセイは現在レビューを受けた数が19本を超える小説家になろう屈指の人気エッセイとなっている。


ナロラボ賞:星空めろりんきゅう!




 めろりんきゅう、たぶんこれSつけたらあかんやつ……て思いながらもつけちゃった(笑)。意外と減点箇所もなかったし?

 分かります。あれがたまたま書いたレベルじゃなくって、常時出せるなら相当上手い人ですよ。絶対。


 あの作品になーんか変なものを感じてるのって、僕だけじゃなかったんですかね。未だに正体は分からないのですが。いや、普通におもしろいしセオリーで考えても良いほうなんですけどねぇ……。


 構成的に「何かが宿って勢いでバババーっと書いた」ようにも見えるから分からないんですけど、すげぇ細かくないですか?

>「はじめて彼氏ができた」
 →キャラクター二人、彼氏もち、主人公がうぶ。これが全部出る
>私には一生できるはずないと思っていたのに。
 →主人公のキャラクターをよりダメ押し
>とっても格好よくて優しい彼。けど、とっても恥ずかしい事を言ったり、やったりするのが困りものだった。
 →これで彼氏が何かトラブルメイカー

 もう絶対やばいですよ。一文あたりの役割がすごいんですよめろりんきゅうは。

 レビューにも書いたけど、解剖してみるとすごくキレイな起承転結の雛形を踏んだ、よくできた短編ですよ。あれは勢いで引っ張ってるんじゃなく、秀作がすごい勢いで飛んでいっちゃって「ちょっと待って。よく見えないからじっとしろ」てな作品です。

 ああやっぱりそう思いますか。よく考えられた作品なんだけど「何かが宿っちゃった」ってことですよね。

 文章と構成は良いですよね。
 ただ自分はめろりんきゅうのターミネーターという表現に関しては「人によっては分かりづらいし、実在する作品名を出すのはいかがなものか」と思いました。web小説なんだし、そこまで固く考える必要もないのでしょうが……。比喩にしても、今時のキッズはターミネーターを知らなそう。

 ターミネーターは僕が映画好きだから分かりやすいですけど、たしかに、それはあるかもしれないですね。

 ターミネーターくらいは知ってるんじゃない? 映画はみてなくても、「ロボットだよね」ってくらいは。めろりんきゅうのほうが絶対元ネタ知られてないでしょwww まあ「小説として」他社作品キャラクターの名前を出し「○○みたい」というのはどうかな、とは思います。ギャグ短編で減点することはなかったけど。

 ギャグだと普通に名前出しちゃいますしね。ライトノベルだと特に。僕はパロディメインだと思って読んでなかったので、気にしちゃったんでしょうね。

 ターミネーターの件普通にスルーしてました(笑)

 あーそっか、わたしまずタイトルに「めろりんきゅう」があって、コアなパロディギャグだ、って認識が最初にあったので、あとは何が来てもプラス演出としか思わなかったんですね。「心の音」でターミネーターが出てきたらバッサリ減点してましたよ(笑)

 調べたんですけど、全然知らない情報が出てきました。めろりんQ……。

 これは世代差出てきますねぇ……。自分も知らなかった。

 わたしも世代じゃないですよww あまりにコアすぎるので、あれはそれを知ってる人向けにパロディとして描かれたわけじゃないと思いますよ。

 普通に「あー、めろりんきゅうって未来での流行語なんだな。そういう伏線か」と思ってしまいました。

 クロスグリさんそんだけ考えて読んでたのか(笑)。逆にめろりんきゅう18.5って加点要素なかったんですか? 評価軸難しいっす!

KaKuKaKu賞:愛する貴女へ〜君と花火と神様がくれた時間〜




「愛する貴方へ~」の、キーワード&アイテムの回収力はすごいと思いましたね。出したものを全部使いきってる。こういう構成は好きです(笑)。花火でプロポーズ&お答えを事前に仕込んでた、という演出も、今企画で唯一「そうきたか!」と膝を打ったところでした。

 花火評判良いですよね。僕もすごい好きです。

KaKuKaKu賞:雨中、待ち人来たり




 僕実は、この作品のすごさイマイチ分かってないんですよね。途中まではめちゃくちゃ面白いんですけど、あれ他にすごいと思うところありますか? というか「前世からの因縁だった」が分かるシーンってどっかに伏線とかあるんですか?

 鳴田るなさんのはなんというか、文体が色々と支えていると思うんですよね。「いかにも小説! 心理描写満載!」とはちょっと違ってて、体験記に近い語り方なんです。それがリアリティを生んでいて、全ての項目を底上げしていると思ってます。

 小説くさくない世界観が終始構築されてるってことか。なるほど。それを生み出す文章力はたしかにすごいかもしれない。そうやって評価するとたしかにもうちょっと点数上げられたかもしれないっす。未熟でした。

 たしかに一人称会話ほとんどなし、主人公の思考垂れ流しみたいな人を選びそうな書き方なのに、それが全く感じなかったです。センス、じゃなくて「小説っぽく書かない」演出なのか。作りこまれてるのか。小説っぽくかかない、というと表現ややマッチしないですけどなんとなく分かります。

>雨脚は夜にかけてますます強くなっていく。折りたたみでは追いつかず、途中で和傘を買った。それでも足下が冷えるのは避けられない。

 こことか、小説として考えれば別にいらない文章なんですよね。なんの描写にもかかっていないし、ドラマ的に考えるのであれば傘を買うくだりは蛇足。ただ、こういう一文が随所に組み込まれているから、なんか本当の話っぽく見えるんですよね。

 こういうどうでもいい部分を具体的に話すのって、ウソを信じ込ませる時のテクニックなんですよ。ウソをつくのが下手な人は、必要な情報しか言わないんです。

 たしかにあの文章なくても成立しますね。けど余計な一文だと感じにくいです。

 ラボさんでしたっけ? 「前世の恋人の幽霊が出てくる、というのが唐突に感じた」っていうコメントを書いたのは。あれ、私はむしろ「布石多すぎてバレバレだよるなさん~w」って思ってたんです。どういうことかというと、あの作品って隠喩や暗喩、フラグ立てのカタマリなんですよ。

 マジですか! 伏線どこだろう? お坊さんのとこかなぁ? って思ってましたけど分からなかったです!

「伏線」は僧侶が「縁がある」うんぬん語るところくらいのもんですが、印象操作というか、雰囲気でもっていってるんです。たとえば雨。これは晴れと比べれば「悲しい、陰鬱、不吉」という印象を与えますよね。嵐。これは「事故、死、大きな災い」の隠喩としてテッパンです。

「雨」というのは平安物だと「会いたいけど会えない」の暗喩だったりするんですよね。たしか「雨が強いと馬を出せない」から、そういうイメージになったんだとか。
(大学時代、和泉式部日記の講義で教授が話したことをコピペ)

 それに対して、出かけたい、向かいたいという期待を持つ主人公。そこにきて「精神科医」「先生」「学者」などではなく「僧侶」が「縁が……」と来たらもう、事故死した誰かに会える、という布石以外のなにものでもない。

 あと、クロスグリさんが言った「傘が壊れた、新しく買ったが足元が濡れた」などのやはり「うまくいかない展開」……この文章自体はいわれたとおり、リアリティを出すためにつけられた日常的描写だと思うんですが、それで文字数を使いながらも、同時に物語そのものを暗示してる。雰囲気を壊してないんですよね。しかも、それでいて読みやすい。すっげーーー技術です。当人が意識して使っているかはともかく(笑)

 ただあそこ、ドラマチックにするんだったら「傘は壊れたけど、ずぶ濡れになりながら無我夢中で歩き続けた」のほうが無難ですよね。わざわざ買いに行くところが体験記っぽい。

 天気とか色とか風景で、その道の先になにがあるか……を読者に予感させる、という演出は、文学に限らず映像などの世界でも極めて一般的です。それでいうと、るなさんは直接的・親切すぎるくらいですね。言葉や単語も文学としては色気がない。これはラノベに傾くなろう読者に読ませるには大正解だったとは思いますが。

 わたしがSを付けられなかったのはその辺のところで、レビューにも書きましたがちと練り不足というか、ライト文芸と文学、どっちつかずになってるなあと。もうちょっと演出で、クサく、ドラマチックにできたと思うんですよ。惜しいぃぃーって気持ちがなおのこと減点に傾いちゃったw

 私も感想に書きましたけどできれば主人公が死んだ理由も軽く触れてほしかったです。・゜・(ノД`)・゜・。
 一応会話をみて流れはわかるんですけどもやっとしちゃいました(; ̄ェ ̄)

とびらの賞:くじ運の悪い騎士は敵国の王女を賜る




 好み分かれるタイプではありますけどまぁ間違いなく、くじ運のすず先生はこのクオリティ続けてれば書籍化するだろうなぁ……。

 わたしの個人賞に推した作品ですが、「くじ運の悪い騎士」は、すごかったですね。あの内容をあの文字数で、よく終わらせたなwww

 くじ運! あれなきましたよマジで! すず先生前回(※)もすごかったんですよ! あの人、あれをこの企画に出すために三日で書き上げたんだから本当にすごい。マジであの人が書籍化作家になる前から知れたのホントに宝ですね。

※すず(Sn)さんは、第一回の短編レビュー企画にも参加していました。

 くじ運に関してはバトルシーンがちょっと残念で、どうにかならんものかなぁと思いつつ「このプロットを崩すとなると、相当大変だな」というのも事実で。というか3日であれって化物ですね。

 そう、どうしても「見たいシーン」が不足してるんですよ。騎士の結婚事情ふくめ世界観説明も足りない。バトルや、新婚生活のラブラブやデート風景を描いて二人の愛情と絆も見たいでしょ。じゃあどこ削るってどこも削れねーよ! 文字数増やすしかないww

 あの人しかも、別にキャラを書くのは下手じゃないですからね。本人は「物語は完結している」って言ってますけど、教会から救い出した後の話がんがん読みたいです。

 あれもまた長編向けのテーマですよね。「何かしらの問題によって結ばれた2人が、一時の別れを経験して、再度結ばれる」……これって恋愛映画の鉄板ネタですよ。文庫本一冊分の文章量は欲しいですよ。

 第一回も勘違い系結婚ものですよ。たぶんアレ得意なんですよ。

準ひょろ賞:毒バラの魔女と王国騎士に纏わるエトセトラ




 肌さんの作品は、さすが書籍化作家っ!! てかんじでしたね。構成、キャラクター作り、演出、文章リズム。コミカルさとシリアス部分に温度差を出しつつ、その流れに違和感がないという。あー、上手いなあと唸りながら読んでました。

 肌先生はすごかったですねぇ。キャラを見せるためだけに文章作られてて、「ああこれが書籍化作家!」って同じ感想になってしまう。

 恋愛モノとしてはあまりにテッパンすぎるというか、どうせコレ誤解で、こうなるんだろうな、っていう想像どおりに終わっちゃったのは残念でした。ヒロインの顔面崩壊がガチっていう、珍しいトゲを持ってきてくれたので、ラストもひとひねり欲しかったのが正直なところ。よく出来てるなーとは思いつつ共感はできなかったのでSはつけられなかった。

準ひょろ賞:純喫茶・蔵々 ~魔法とコーヒーのお店~




 レビューでボロクソ言ってるんですがw、「純喫茶~」もとても好きです。マスターの語り口は粋の極みですね。だからこそ「ほんとに魔法使い」というオチはすごいガッカリだったんですけど――長すぎるし――それでも、ラストのラスト、「次のお客様は」と読者を引きずり込むセリフは何度よんでもシビれるほど素敵。

 喫茶店は僕の感想ととびらのさんの感想が一致してたので「あ、これ僕いい線つけてるな」って思いました。

「めろりんきゅう」もそうだけど、作中のセリフが頭にはりついてしばらく離れない、って、それだけで名作だと思うんですよね。そこだけ抜粋するとどうということないセリフだったりするんだけど、そこは演出とか構成とか。

柚希ちゃんは男の娘




 和久井先生の作品も、キャラの演出が上手かったですね。
 これ結構悩んでるんですけど、僕世界観が「メール使ってるのに以降00年代っぽい表現が全くないので、世界観に力入れてない」ってコメントしたんですけどズレてるかなぁって。

 自分で書いていて「これはキャラクター=世界観」だからちょっと違うよなって思ってました。キャラをかわいく書くことに注力してるからあれは世界観加点できるかなぁと。「お決まりの道具をお手本どおりに上手に使ってる」からもっと世界観点数加点したかったなぁと。

 わたしはズレてる……というか、そこはどうでもいいと思ってました。ガラケーもスマホもアイフォンも全部含めて「携帯電話」、メッセージ系はすべてメールと書くので。なんというか、LINEやカカオなんかは固有名詞・商品名って感覚なので、小説に出すのはどうかなって……。それこそ年代かしら(笑)

 普通に今でもメール使ってますしね。なのでアレは00年代の世界を描写できていないんじゃなく、作者さんがそういう使い方を実際してるのをそのまま書いたんじゃないかなw まあ「十代の少年少女のラブコメ」としては手落ちですね。

そしてわたしは、愛しい貴方に殺される




 つらいのはしきみ先生にS出せないことなんですよねぇ……これまで参加した三作品すっごい上手なんですけどねー。短編上手なんでいつかS出すことは分かってるんですけど、出さなくなってしまったら悲しい。

 しきみさん……。あの超ドロッとした恋愛書いたお人ですか((((;゚Д゚)))))))
 あの人絶対アムネシアとか好きだよなあとか思いつつ読んでましたわ (笑)

 はい。しきみ先生に関しては今回は僕が点数下げてるんですけど(笑)明らかに上手いんですけどね。

 文章が一番綺麗かなあと感じたのはしきみさんの作品なんですよねー! ただの印象ですし内容の影響も受けてそうですけど一番綺麗だと思いました(笑)

 しきみさんは本当に文章上手いですよ! 王国双剣物語(※)とかホントに上手だった!
 さすが書籍化作家だなぁって感じですよ! いつかあの人がS出すと僕も思ってます!

※しきみ彰さんが、第一回の短編レビュー企画に提出した作品です。

 Aは普通に取ってもおかしくない作家さんですよね(((o(*゚▽゚*)o)))

心の音は




 進士夜紳士さんの文章はセンスというより、努力型の最高峰だと思います。中身に対して文量が多かったですが。

 心の音は、文章自体はかなり良いですよね。自分が数年前に書いてたのと似てて親近感湧くってのもありますが。ただ、言っちゃうと構成が、初心者脚本あるあるの典型みたいな感じなんです。

 あれあと3千字~5千字減らせますよね。オチも弱い。ただ描写力、これだけはずば抜けてた。それでも綺麗にまとまってるから、Web小説の中で見たらすごいんですけど。

 いやぁ、あのタイプはむしろオチないほうが良かったと思います。半端にセオリー意識してる感じで……それならセオリーを全部捨てたほうが、まだマニアには刺さったと思います。

 ああー。オチない方が、というかぼかす方がいいですよね。ただそれ、要求するレベルが高すぎて作品が崩れてしまう恐れがありますよね。

 日本やアメリカだと、いわゆる「行って帰ってくる」タイプが主流で……一般的には「帰ってくる」のがオチになるんですよね。日常から非日常へ行って、問題解決をして日常へ戻ると。この作品に関してもそういう要素は薄く入れてますよね。

 薄く入れるくらいなら主流から外れて「行ったまま帰ってこない」タイプの物語にしても良かったんじゃないかと思います。ペースメーカーをつけて、不便な人生を一生背負うことになりました……って終わり方で。

 命の長さは15センチとかすっげえ面白そうなのに、上手く話を閉じようとしすぎて恋愛要素を無理やり入れた感。

 あれ確かカクヨムのコンテストなんですよ。「15cm」という題材で恋愛物を書けっていう。自分も何か書こうと思ったんですが、陳腐なアイデアしか出なくてやめましたw

 あー。それで「良いキャッチコピー思いついた!」から上手く話を作りこみきれなかったんですね。結果凡庸になっちゃった、みたいな。

 カクヨムコンテストのほうでは、刃渡り15cmとか、男性器平均15cmとか、ぱっと見そういう作品多かったので、ペースメーカーってところまでは良かったんですがね。

「心の音は」は文章力あるけど、それを補って余りあるほどに、長すぎる(笑)。わかったから、しつこーい!ってなるし、無駄なエピソードが多い割にはオチは平凡で、それでいて唐突。もうちょっとなんとかなったよなあ、と思います。

 僕は心の音は「描写減らして、文量2/3くらいにして『もっと読みたい!』ぐらいで終わらせる」のが一番いいんじゃないかなぁと思ってます。

 心の音、題材とプロットは最高クラスですよね。ほんと、無駄なものくっつけすぎ&欲しいものがちょっと足りない、すごいもったいない作品でした。

TS娘が親友♀をその気にさせて遊んでいたら、美味しく頂かれたお話




 その対極のようなラブコメとして ある意味、tottoさんのTS娘のエロマンガモドキも完璧な良作だと思うんです。レビューに書いた通り今企画の主旨とズレすぎて、どうにも評価できなかったけど。 キャラの可愛さと「すきすきあいしてるえっちなことしたいー!」って心情描写だけであの文字数ですからねww いやほんと、ぶっちゃけ、書籍化するならああいうのが書けるひとなんだろうなーとか。

 tottoさんは間違いなく、力あるけどわざとこうなってるんだろうな感ありました。

 自分自身はTSロリ娘の百合ってヒトカケラも属性にないもんで、まったくピクリとも来ませんでしたけど……プロを目指すなら、こういうのが書けなきゃだめなんだろうなって感銘を受けました。素直に、見習おうって思いましたね。

 あれはもうちょっと丁寧に作って欲しかったですねぇ。TS物も百合も好きな方だけども、僕はシチュエーションに入るまでの段階がちゃんとしてないと乗れない人間なので。

「どうやってその子を落としたんだ!? 百合だから!? 違うだろ! この百合はそういう百合じゃないだろ! 友達をレズに導いたところから書くんだ!」という気持ちでした。

でも短編でキャラを立たせるという話であれば、TSはすごく分かりやすかったと思います。

最後に


 他にも高評価を獲得した作品について語りたかったですし、まだまだ掘り下げられていない作品もありますが、今回の座談会はここまでとさせていただきます。作品によってトークの長さが違ったり、語っていない作品があるのは、本来公開することのない内容だったからです。

 しかし、こういった話はどこかに保存しておきたいし、他の参加者を中心に楽しんでくれるかもしれないと思い、急遽世に出すレベルにまで編集しました。もしこの記事が好評であれば、今後はもっとクオリティを上げた形で提供するかもしれません。

 また座談会記事を書く時は、話す内容や長さについて決めておきたいと、個人的には思っています。



この記事を書いた人

運営者:クロスグリ


 小説家志望の元ライター。
 プロの小説家になるべく、日々勉強しながらサイト運営しています。
 作品の下読み依頼や、個別相談(創作カウンセリング)等も受け付けています。
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