書籍化やプロデビューに何の意味もない!これからは個人で稼ぐ時代だ!


 レーベルに所属するよりも、個人事業主として音楽・漫画・小説などの創作活動をしたほうが良いという話です。

書籍化で喜ぶのは時代遅れだ!



うにゃー!

どうしたんだいネコくん

Twitterのフォロワーさんが書籍化デビューしてるのにゃ!

へー、おめでたいじゃないか。

ものすごい羨ましいのにゃ!

ネコくんも書籍化したいのかい?

当たり前だにゃ。アマチュアの物書きにとって書籍化は最大の夢なんだにゃ。

なんで書籍化したいんだい?

印税が貰えるし、本屋に自作品が陳列するのは考えただけでも楽しそうだにゃ。何よりも作家として生活できる第一歩じゃにゃいか。

なんだそんなことか……。

なんだとはなんにゃ! 文章書いて生計を立てるのは物書きの夢なんだにゃ!

よほどの大物作家じゃないかぎり印税なんか大した金にならないよ。今の時代だったらプロデビューしなくても文筆活動で食っていける。そもそもデジタルな現代で、製本や本屋という物質的なものにあまり価値はないと思うね。

そんにゃ……でも、売れてる作家はみんなレーベルに所属しているにゃ!

そういう時代はもうすぐ終わるんだよ。すでに音楽業界ではレーベルに頼らずとも成功しているアーティストがいるんだ。




 ヒップホップアーティストのChance the Rapper(チャンス・ザ・ラッパー)は、制作した楽曲をネット上で無償配布することで知名度を上げていきました。

 まずは多くの人に作品に触れてもらい、ファンを増やして次のステップに以降する……ここまではよくある話です。チャンス・ザ・ラッパーのすごいところは、有名になったのにレーベルと契約せず、楽曲を無償配布し続けていることです。

 それでいて収入や知名度は、エミネムやNASといった有名人たちと張り合えるレベルにあります。個人だけでここまで上り詰めることができる……そうなると、レーベルに所属する理由が何なのか、わからなくなってしまいますよね。

 昔は「音楽・漫画・小説で食べたいのならレーベルと契約しなくちゃ」というのが当たり前でしたが、その神話は崩れ去ろうとしています。そして悲しいことに、多くの人たちが、その事実に気づいていません。

 そこで今回は、未だに書籍化だのプロデビューだのに囚われている皆様の目を覚ましてあげようと思います。

書籍化・プロデビューのメリット


 どこかのレーベルでプロデビューすると、以下のメリットがあります。


  • 印税が貰える
  • 宣伝は広報が頑張ってくれる
  • 知識のある編集者に色々教えてもらえる
  • 人脈が作れる


 レーベルに所属するということは、チームで動くこととほぼ同義です。これまで一人で頑張ってきた身からすると「小説を書くことに専念できる」という環境は素晴らしいものでしょう。宣伝する必要はないし、校正も他の人がやってくれる。さらには企画やネタ出しに関しても、編集者が助けになってくれることもあります。

 編集者は色んな人と会うので、人脈が広いことが多いです。自分が求めるのなら編集者を通じて他の作家と会うことができますし、大学教授や芸能人といった人に取材するのもありえなくはないでしょう。仕事面でもラジオや生放送に呼ばれたり、下読み・選考などでお給料をもらったり……実力があればの話ですが、個人の時では考えられないほど活動の幅を広げられます。

 ……問題なのは、上記の恩恵を本当に受けられるのかどうかですね。

レーベルによっては、全く恩恵を受けられないことも?


 実際のところは「人気のweb小説を書籍化して、楽に稼ごうぜーwwww」と考えているレーベルが少なくないのです。

 小説投稿サイトに掲載された文章をコピペすれば十分。作家は使い捨てだから育てない。小さな出版社だから人脈もないし、やってる事業もたかが知れている。「売れるための宣伝? 作者さんはネット上で人気なんだから、作者さんがやってくださいよ」

 ……印税は貰えますが、期待はできないでしょうね。しかも結局のところ「ファンをお金に替えただけ」です。書籍化とかプロデビューの喜びって「自分の書いた本が店に並んでる!」程度のものなのでしょうか。それだったら自費出版すれば誰でも達成できますよね。作家として活動したいから……その第一歩だから、書籍化すると嬉しいのではないでしょうか?

 貴方が頑張って書いた作品を、クソみたいな出版社の肥やしにして嬉しいですか?

 だったら、自分ひとりでマネタイズしたほうが良くないですか?

人気があれば自分一人で稼ぐことが出来る


 プロデビューのメリットに「広報が宣伝してくれる」を挙げましたが、そもそも元から人気があれば宣伝する必要はありません。無条件で読んでくれる人が一定数いれば、後は良いものを作っていれば十分な宣伝になるからです。確かに企業の力を借りればすぐに知名度は上がりますが、いつの世も口コミが最高のマーケティング効果を発揮してくれます。

 人気があれば、後は商品を出すだけで簡単にお金を稼ぐことができます。漫画や小説であればプロットや設定資料集を有料で配布すれば良いですし、音楽であればライブがありますよね。ダウンロードコンテンツやグッズ販売や寄付は、どのコンテンツでも扱えます。ものすごく有名になれば握手会を開くだけで十分すぎるほど儲けることができるでしょう。

プロデビュー最大のデメリットは「組織に所属してしまう」こと


 レーベルに所属して活動すると、これまで自由にやっていた創作活動に制限がかかります。企業の利益のために物作りすることになるので、好きなものは書けなくなります。「好きなものは趣味でやればいいじゃん」と思うかもしれませんが、そうもいきません。売れるものを作らないと趣味も続けられなくなるので、そこまで気が回らなくなるクリエイターがほとんどだからです。

 企業が良いと思ったものよりも、自分が良いと思ったものを作っていたほうがずっと幸せです。現代では個人で稼げる土台が出来ていて、徐々に無所属のクリエイターが活躍してきています。だったら、プロデビューに大した意味はあるのでしょうか?

書籍化が悪だとは言わない


 書籍化やプロデビューに様々なメリットがあることは説明しました。ちゃんとしたレーベルであれば、所属することで膨大な経験値を積めることでしょう。自分が主張したいのは「本を出すこと自体に何のメリットもないし、どこも偉くないよ」ということです。

 目先の漠然とした名誉よりも、もっと実用的な思考で立ち回ったほうが賢いと思います。


この記事を書いた人

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 小説家志望の元ライター。
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レーベルに所属するよりも、個人事業主として音楽・漫画・小説などの創作活動をしたほうが良いという話です。

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