8月 2017


 ここでは「小説家になろう」にて掲載されている小説作品『恋する氷華の星間戦争』を紹介しています。 

概要&あらすじ

作者名:茅野可南子

「戦争を終わらす。一緒にやりませんか」
 グランダ軍の司令部で暇を持て余していた千宮氷華は、そう男に誘われた。
 誘ってきた男の容姿は悪くはない。ついつい不純な動機で承諾したら艦艇勤務へ(実質左遷)。
 惚れた弱みで男に協力するうちに、とんでもないことへとなっていく。

 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
 
 作品に対する率直な意見や、指導をお待ちしております。

(作品ページより引用)
※上記のブログカードをクリックすれば、作品ページへ飛びます。

ジャンル


 SF+ミリタリー+歴史物。宇宙戦艦に乗って戦争したり、主人公(女)が司令に恋をしたりするお話です。

雰囲気


 三人称視点。世界観に関する説明が大部分を占めているので、普通の小説とはちょっと雰囲気が違いますね。設定を楽しめる人にはオススメですが、そうでない人は退屈に感じてしまうかもしれません。

キャラクター


 10万文字時点で主要人物は3人とかなり少なめ。恋愛要素も多少あります。人物の説明に結構字数を割いているのですが、人間関係という観点で見ると、少々希薄に思えました。

オリジナリティ


 宇宙戦艦物はSFの定番……の割りには全然見かけないですよね。宇宙という未知の世界を歩きつつ、狭い空間で仲間たちと交友を深める。そういったメリットのあるジャンルですので一定の需要はありますし、「宇宙戦艦ヤマト」や「機動戦艦ナデシコ」が好きな人は懐かしいのではないでしょうか。

感想・評価


文法・文章評価:2pt
物語(ストーリー)評価:3pt
3-(9)「報道官セシリア」までの感想

 正直なところ「自分との相性が悪いな」といった気持ち。書こうとしてる物は悪くないんだけど、こういうのは文章力に依存しちゃうので。文章うるさいマンとしては問題点を多々見つけてしまうのですが、文章にしても物語にしても少々独特で、普通に指摘するのも躊躇してしまうんですよね。定石を磨くよりも、個性を伸ばす・補助する方向でアドバイスできたらと思います。

 文章評価について。かなり荒削りな部分が目立っていました。無駄な説明が多すぎるせいでひとつひとつのシーンが長くなりがち。特に会話シーンでの「○○はこういう人物だ」という説明が続くのは避けたほうが良いですね。キャラクターの描写は表情や仕草などの、身体の動きで描写したほうが効果的です。

 物語評価について。まず言いたいのは、あらすじと中身が微妙に合っていないこと。あらすじの段階だと恋愛物かと思ってしまうのですが、10万文字の時点では恋愛っぽい空気はほぼ無し。作者としてはSFとミリタリーと歴史物を組み合わせた作品が書きたかったのだと思いますが、それを魅せるための軸になる「恋愛」「戦争」といった要素が弱すぎます。小説において世界観そのものを主軸にするのは難しいので、読者を引っ張るキャッチーなものが欲しいですね。

評価基準
  1. 褒めようがない
  2. 読んで理解できる文章 or 物語
  3. 効果的な描写作り or 印象的なシーン作りを心がけている
  4. 効果的な描写作り or 印象的なシーン作りができている
  5. 商業作品レベル。文句をつけられない

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 レーベルに所属するよりも、個人事業主として音楽・漫画・小説などの創作活動をしたほうが良いという話です。

書籍化で喜ぶのは時代遅れだ!



うにゃー!

どうしたんだいネコくん

Twitterのフォロワーさんが書籍化デビューしてるのにゃ!

へー、おめでたいじゃないか。

ものすごい羨ましいのにゃ!

ネコくんも書籍化したいのかい?

当たり前だにゃ。アマチュアの物書きにとって書籍化は最大の夢なんだにゃ。

なんで書籍化したいんだい?

印税が貰えるし、本屋に自作品が陳列するのは考えただけでも楽しそうだにゃ。何よりも作家として生活できる第一歩じゃにゃいか。

なんだそんなことか……。

なんだとはなんにゃ! 文章書いて生計を立てるのは物書きの夢なんだにゃ!

よほどの大物作家じゃないかぎり印税なんか大した金にならないよ。今の時代だったらプロデビューしなくても文筆活動で食っていける。そもそもデジタルな現代で、製本や本屋という物質的なものにあまり価値はないと思うね。

そんにゃ……でも、売れてる作家はみんなレーベルに所属しているにゃ!

そういう時代はもうすぐ終わるんだよ。すでに音楽業界ではレーベルに頼らずとも成功しているアーティストがいるんだ。




 ヒップホップアーティストのChance the Rapper(チャンス・ザ・ラッパー)は、制作した楽曲をネット上で無償配布することで知名度を上げていきました。

 まずは多くの人に作品に触れてもらい、ファンを増やして次のステップに以降する……ここまではよくある話です。チャンス・ザ・ラッパーのすごいところは、有名になったのにレーベルと契約せず、楽曲を無償配布し続けていることです。

 それでいて収入や知名度は、エミネムやNASといった有名人たちと張り合えるレベルにあります。個人だけでここまで上り詰めることができる……そうなると、レーベルに所属する理由が何なのか、わからなくなってしまいますよね。

 昔は「音楽・漫画・小説で食べたいのならレーベルと契約しなくちゃ」というのが当たり前でしたが、その神話は崩れ去ろうとしています。そして悲しいことに、多くの人たちが、その事実に気づいていません。

 そこで今回は、未だに書籍化だのプロデビューだのに囚われている皆様の目を覚ましてあげようと思います。

書籍化・プロデビューのメリット


 どこかのレーベルでプロデビューすると、以下のメリットがあります。


  • 印税が貰える
  • 宣伝は広報が頑張ってくれる
  • 知識のある編集者に色々教えてもらえる
  • 人脈が作れる


 レーベルに所属するということは、チームで動くこととほぼ同義です。これまで一人で頑張ってきた身からすると「小説を書くことに専念できる」という環境は素晴らしいものでしょう。宣伝する必要はないし、校正も他の人がやってくれる。さらには企画やネタ出しに関しても、編集者が助けになってくれることもあります。

 編集者は色んな人と会うので、人脈が広いことが多いです。自分が求めるのなら編集者を通じて他の作家と会うことができますし、大学教授や芸能人といった人に取材するのもありえなくはないでしょう。仕事面でもラジオや生放送に呼ばれたり、下読み・選考などでお給料をもらったり……実力があればの話ですが、個人の時では考えられないほど活動の幅を広げられます。

 ……問題なのは、上記の恩恵を本当に受けられるのかどうかですね。

レーベルによっては、全く恩恵を受けられないことも?


 実際のところは「人気のweb小説を書籍化して、楽に稼ごうぜーwwww」と考えているレーベルが少なくないのです。

 小説投稿サイトに掲載された文章をコピペすれば十分。作家は使い捨てだから育てない。小さな出版社だから人脈もないし、やってる事業もたかが知れている。「売れるための宣伝? 作者さんはネット上で人気なんだから、作者さんがやってくださいよ」

 ……印税は貰えますが、期待はできないでしょうね。しかも結局のところ「ファンをお金に替えただけ」です。書籍化とかプロデビューの喜びって「自分の書いた本が店に並んでる!」程度のものなのでしょうか。それだったら自費出版すれば誰でも達成できますよね。作家として活動したいから……その第一歩だから、書籍化すると嬉しいのではないでしょうか?

 貴方が頑張って書いた作品を、クソみたいな出版社の肥やしにして嬉しいですか?

 だったら、自分ひとりでマネタイズしたほうが良くないですか?

人気があれば自分一人で稼ぐことが出来る


 プロデビューのメリットに「広報が宣伝してくれる」を挙げましたが、そもそも元から人気があれば宣伝する必要はありません。無条件で読んでくれる人が一定数いれば、後は良いものを作っていれば十分な宣伝になるからです。確かに企業の力を借りればすぐに知名度は上がりますが、いつの世も口コミが最高のマーケティング効果を発揮してくれます。

 人気があれば、後は商品を出すだけで簡単にお金を稼ぐことができます。漫画や小説であればプロットや設定資料集を有料で配布すれば良いですし、音楽であればライブがありますよね。ダウンロードコンテンツやグッズ販売や寄付は、どのコンテンツでも扱えます。ものすごく有名になれば握手会を開くだけで十分すぎるほど儲けることができるでしょう。

プロデビュー最大のデメリットは「組織に所属してしまう」こと


 レーベルに所属して活動すると、これまで自由にやっていた創作活動に制限がかかります。企業の利益のために物作りすることになるので、好きなものは書けなくなります。「好きなものは趣味でやればいいじゃん」と思うかもしれませんが、そうもいきません。売れるものを作らないと趣味も続けられなくなるので、そこまで気が回らなくなるクリエイターがほとんどだからです。

 企業が良いと思ったものよりも、自分が良いと思ったものを作っていたほうがずっと幸せです。現代では個人で稼げる土台が出来ていて、徐々に無所属のクリエイターが活躍してきています。だったら、プロデビューに大した意味はあるのでしょうか?

書籍化が悪だとは言わない


 書籍化やプロデビューに様々なメリットがあることは説明しました。ちゃんとしたレーベルであれば、所属することで膨大な経験値を積めることでしょう。自分が主張したいのは「本を出すこと自体に何のメリットもないし、どこも偉くないよ」ということです。

 目先の漠然とした名誉よりも、もっと実用的な思考で立ち回ったほうが賢いと思います。


 ここでは「小説家になろう」にて掲載されている小説作品『友よ、僕は魔王でした』を紹介しています。 

概要&あらすじ

作者名:芥生夢子

数十年に一度復活し、世界を混沌に陥れるという竜魔王――。

勇者の血を引く剣士レイと捨て子だったリーベは兄弟同然に育った親友同士で、将来は共に魔王を倒すことを夢見ていた。
だが、レイが父から勇者の剣を継いだその日、魔王として目覚めたのは友であるリーベだった。

「お願いがあるんだ。必ず、必ず僕を倒しにきて」

そう懇願するリーベに、レイは「必ず魔王を救ってみせる」と宣言する。

勇者としての使命、守るべき民、救いたい親友。
葛藤しながら旅を続け、仲間を得て、勇者は魔王の元を目指す。

運命に翻弄される勇者と魔王の、友情を描いたファンタジー。

(この作品はカクヨムでも掲載しています。)

(作品ページより引用)
※上記のブログカードをクリックすれば、作品ページへ飛びます。

ジャンル


 バトル要素ありのハイ・ファンタジー。小さい頃から仲良しだった男の子2人のうち、片方が勇者に。片方が魔王になって戦う運命におかれてしまいます。勇者は旅をしながら仲間を集めて魔王を救うために修行をする、というお話です。

雰囲気


 三人称視点。ひとつひとつの段落は比較的長めで、web小説よりは書籍のほうを参考にしている文体ですね。暗めなお話が多いというのもあって、がっつり読みたい人にはオススメの作品です。

キャラクター


 男性キャラが中心ですが、男女問わずに楽しめるかと思います。長期連載を想定しているからか、自分が読んだ段階(約6万文字)では、主人公以外のキャラクターの掘り下げは少し物足りないですね。

オリジナリティ


 ちゃんと王道RPGをしつつ、物語のメインテーマ「友達だった勇者と魔王」を掘り下げていくのが良いですね。エンタメで話を進めて、文学で立ち止まらせる。基本といえば基本なのですが、きちんと出来る人は少ないですよね。

感想・評価


文法・文章評価:3pt
物語(ストーリー)評価:4pt
第六話「サリアとダリス」④までの感想

 小数点が許されるのなら、両方を3.5点にしたい作品でした。技術は平均以上あるのですが、プロット部分に甘いところがあって「ファンタジー、もしくは連載物を書き慣れていないのかな?」といった印象。しかし今流行のファンタジー物とは違った色が出ていて、惹かれるものがありました。

 文章評価について。文章自体は悪くはないのですが、ファンタジー作品としてはいまいち。というのも、新たな展開が始まる時の「動き」の描写がさらっとしすぎていてインパクトに欠けていたからです。エンタメを意識するのなら、もうちょっとアニメ的な流れを意識した文章構成にしたほうがいいと思います。

 物語評価について。シーンの積み重ねが上手いと思いました。世界観や歴史を見せる時、同時に主人公のバックボーンを作っていったり。他のキャラクターが中心になっている時に、その心情を主人公に重ねたり。ひとつひとつのシーンが主人公に集約していくので、読んでいて気持ちいい……反面、他のキャラクターの葛藤が薄くなってるのが惜しいですね。

評価基準
  1. 褒めようがない
  2. 読んで理解できる文章 or 物語
  3. 効果的な描写作り or 印象的なシーン作りを心がけている
  4. 効果的な描写作り or 印象的なシーン作りができている
  5. 商業作品レベル。文句をつけられない

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 猿にでも分かる!ビットコインや仮想通貨(暗号通貨)の説明と、電子マネーとの違いを解説。一般的な使い道についても考察しました。読むのが面倒くさい人のために、最後に特徴を箇条書きにしています。

ビットコイン(仮想通貨)とは?


 ビットコインとは、世界中で使うことの出来る通貨です。現金のように形のあるものではなく、インターネット上にデータとして保存されています。どこかの国や組織が管理している物ではありません。

 2009年にサトシ・ナカモトという日本人が考案したとされています。「自由度の高いお金」というコンセプトに惹かれる人が続出し、利用できる店舗が世界規模で増え続けています。需要が高まる一方で、日本では投機の対象となっています。

電子マネーとの違い


 電子マネーとは日本円をデータ化したものです。国内でしか使うことはできませんし、法律上では日本円として扱われます。利用するには専用のカードを作る必要があり、多くの場合はそのカードを使って決済・チャージをすることになります。

 ビットコインのような仮想通貨は、日本円ではありません。特定の国や組織が管理しているものではなく、完全に独立しています。そのおかげで法律によって縛られないのが最大の特徴です。

仮想通貨のメリット


 ビットコインが円、ドル、ユーロらの現金にはないメリットは、以下の通りです。

  1. 世界中で使える
  2. 法律に縛られにくい
  3. 一部の外貨より信用できる

 世界中で使えるという特徴は、海外旅行や海外通販を利用する時に役立ちます。例えばアメリカに行って買い物をしたい場合は、手持ちの日本円をドルに両替しなければいけません。この時に手数料がかかってしまいますが、ビットコインなら両替する必要がないですし、クレジットカード会社のような仲介・代行業者を介する手間もある程度は省けます。送金がスピーディで、銀行だと翌日振込みになるところを10分で済ませることができます。

 法律に縛られにくいという特徴によって、日本円では不可能なことを可能にできます。例えば資金決済法という法律のせいで、銀行と資金移動業者しか現金の移動ができません。つまり、個人間送金は制限されているのです。しかし資金決済法は日本円に関する法律なので、ビットコインは対象外です。数秒の動作で、いつでも・どこでも・誰とでもお金の送受信が可能なのです。

 一部の外貨より信用できるという特徴は、日本ではあまり実感できない話です。中国が発行している人民元は偽札が多いので、電子マネーや仮想通貨のほうが信用できます。キプロス共和国では全預金に6.57%~9.9%の税金をかける「キプロス・ショック(キプロス危機)」という金融危機が起きました。その際に税金対策として、ユーロやキプロス・ポンドをビットコインに替えて難を逃れる人が現れました。さらに政情不安定な国だと、国そのものが潰れて現金に価値がなくなる可能性もあります。そういった数々の生活問題を事前に回避できるのも、ビットコインが愛される大きな理由です。

仮想通貨のデメリット


 ビットコインにも様々なデメリットや問題点があります。それが以下の3点です。

  1. 取引所が倒産する
  2. 相場が不安定
  3. 今後どうなるか分からない

 2014年にMt. Gox(マウントゴックス)というビットコイン取引所が倒産しました。そこにビットコインを預けていた人たちはすべて消失してしまい、支払ったお金は戻ってきていません。社長のマルク・カルプレス氏は「原因はサイバーハックだ」と言っていますが、真相は不明。……とはいえ、取引所は銀行と比べて資産と人材が足りていない企業ばかりなのは事実です。「若い企業にお金を預けるのは気が引けるよね」という状況で、このような事件が起きてしまっては、取引自体が不安になってしまいます。

 ビットコインは相場が不安定で、1日に20%くらい価格変動しても珍しくありません。そうなると日本円換算でビットコインを支払いたい場合は不便ですよね。例えば1000円分のビットコインを支払う場合、何BTCを払えば良いのか相場を調べないといけません。現在の価値が感覚的に分からないというのは、大きなデメリットです。「仮想通貨で買い物がしたいから」と、100万円分のビットコインを購入して、翌日には100万円が50万円になってしまった……というケースも起こりうるので、メインの決済方法としては使えません。

 新しい技術・概念がいくつも採用されているため、今後どうなるか分からないというのも大きな不安点です。まだまだ歴史が浅いので、これからも通貨として存続できるか断言できる人がいないんですね。現にシステム上の問題があって、ビットコインは分裂して「BCC(ビットコインキャッシュ)」が生まれました。ビットコインによって大きな利益を得ている人は多いので、存在自体が消滅することはないと思いますが、既存の特長が失われる可能性はあります。法律の改正によって、持ち前の自由さが消えるかもしれませんしね。

【取引所】
 ビットコインをはじめとする、仮想通貨の売買や保管をしてくれる企業。日本では主にCoincheck、bitFlyer、Zaifが人気である。

【BTC】
 ビットコインの略称または単位。1BTC=ビットコイン1枚。最小単位は「1Satoshi」と言う。詳細は以下を参照。
0.01BTC=1cBTC
0.001BTC=1mBTC
0.000001BTC=1μBTC
0.00000001BTC=1Satoshi

【BCC/BCH(ビットコインキャッシュ)】
 主に中国の富裕層が支持している仮想通貨。ビットコイン利用者増加によって、システム上の問題が生まれてしまった。解決策としてプランAとプランBが提示されたのだが、どちらの勢力も譲らなかったため、ビットコインは分裂することになった。

ビットコインの信用性


 ビットコインは発行量が決まっていて、2040年には2100万BTCまでが世界中に流通します。これは金(きん)と同じで、金も埋蔵量が決まっている(増えることがない)から、価値があるわけです。もし好きなだけ増やせるのだとしたら、ビットコインを発行しまくって価値が暴落する危険があります。「少なくともジンバブエみたいなハイパーインフレにはならない」ということが分かっているので、ある程度の信用をもって取引ができます。

 ビットコインをはじめとする多くの仮想通貨には、中央銀行のような管理の大元が存在しません。世界中の誰もが取引データを閲覧できて、計算結果を全員で共有・管理しています。このシステムを「ブロックチェーン」と言います。そのおかげでデータ改ざんによる通貨偽装を防ぐことができるので、偽札のようなものは生まれません。ちなみに、取引データは暗号化されているので、個人情報漏えいの心配もありません。

ビットコインの使い方


 基礎的な説明はここまで。

 現在の日本では、投機の対象としか見られていないビットコイン。「ギャンブルなんかやりたくないよ~」という人には、手を出しづらい状況かと思います。

 しかし、通貨として大変便利なのは事実。使い方次第では今までの生活をより充実させてくれます。

取引を簡略化し、保険として持っておく


 一般人からすると、以下の3点が主な使い方となるでしょう。

  1. 楽な決済方法として
  2. 日本円のサブとして運用
  3. 日本円の価値が暴落した時のために備える

 スマホで購入できて、スマホで決済できるので、電子マネーとして使うことができます。取引が簡単になりますし、小銭も増えない。ビットコインを持っていればサイフがスリムになりますし、そもそもサイフを持つ機会が減るかもしれません。……しかし、国内では利用可能な店舗がまだまだ少ないので、未来の話になってしまいますね。

 海外通販を利用する場合、手数料を抑えたい場合、今すぐ送金したい場合など……現金よりも、ビットコインのほうが得をするケースは多いです。人によっては「仮想通貨じゃないとダメなんだ!」という場面も出てくるでしょう。そういった状況に備えて、ビットコインをいくらか保有しておくと安心ですよね。

 日本は非常に安定した国で、現金に対する信頼も厚いです。しかし、世の中何が起こるか分かりません。日本円が紙切れになる可能性も、全くないとは言い切れないかもしれません。そういった事態に備えて、資産の何割かをビットコインに替えるという選択もあるでしょう。

作家・クリエイターは絶対にビットコインを使え!


 日本は優秀な作家・クリエイターが多いのですが、作者たちが出した利益はあまり還元されていません。中古市場が強いですし、無料文化が育ちすぎて「創作物はタダで提供されるものだ」という価値観が生まれつつあります。漫画家も小説家も印税だけで食べていける人は極わずかで、才能があるのに兼業を強いられる人たちばかりです。

 日本には寄付・投資といった文化が未熟です。中国のホームレスたちは身体や持ち物にQRコードを貼りつけて、通行人から投げ銭を受け取っています。対して日本のクリエイターは自分のサイトにAmazonほしいものリストすら公開していません。そのうえで「アニメーターやってると生活できない」とか「お金欲しいので作品を買ってください」と苦しんでいます。

 ビットコインは簡単に個人に向けて送金できます。誰でも寄付を募れるし、どこからでも受け取ることができます。例えば、こういう状況だって起こりうるわけです。

もし貴方のサイトにビットコインの寄付アドレスを設置したら

「古本屋で買った漫画、意外と面白かったなぁ。でも、中古だと作者にお金が届かないんだよなぁ」

「他の作品を出してないかなぁと思ってググったら、作者のサイトが出てきたぞ」

「ふむふむ。この作者は面白いものを作るのに売れてないんだなぁ」

「あ、ビットコインのウォレットアドレスがある。ここから投げ銭ができるぞ」

「この間は作者の漫画を定価500円のところ、中古価格の100円で買ったんだ。だったら400円分のBTCを寄付しようかな」


 作家・クリエイターにビットコインをオススメするもうひとつの理由として、個人で商売をしやすいというのもあります。現在でもクラウドソーシングによって個人でも仕事を依頼・受注できますが、「クラウドワークス」や「ココナラ」といったサービスを利用することになり、そのサイトで決められたルールのなかで活動することになります。手数料も馬鹿にならないのが痛いですよね。

 ビットコインを利用すれば、完全に独立した環境で商売を始めることができます。どんなアイデアも邪魔されることなく、自分自身でルールを決められるのは魅力的ですよね。……といっても、ビットコインがもっと普及しないと難しいのですが、いつか訪れる「気持ちよく稼げる未来」のために、今から利用を検討するべきでしょう。

【ウォレット】
 仮想通貨を保管するインターネット口座のようなもの。アドレスを晒すことで送金ができる。

【クラウドソーシング】
 インターネットを介して、不特定多数に向けて仕事を依頼したり、募集している仕事内容から気に入ったものを受注するサービス。「仕事を頼む人と、受ける人の出会い系サイト」と考えると分かりやすい。

ビットコインについて抑えておくべき10個のポイント


 かなり長い記事になってしまったので、ビットコインの特徴について箇条書きでまとめてみました。

  1. 仮想通貨とはデータ上のお金のこと
  2. 国が関与していない、独立したお金
  3. 世界中で使える
  4. いつでも、どこでも、誰とでも送金ができる
  5. 送金速度が早い
  6. 法律の影響を受けない
  7. みんなで取引を管理するから安心安全
  8. 発行量が決まっているから価値がある
  9. 投機の対象にもなる
  10. 相場が安定しない

 文章を読むのが面倒な人は、上記の10箇条を覚えておけば大丈夫です。

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