web小説紹介「The errand ―天の使者とエゼキエルの書―」


 ここでは「カクヨム」「エブリスタ」にて掲載されている小説作品『The errand ―天の使者とエゼキエルの書―』を紹介しています。 

概要&あらすじ

作者名:神崎シオン

 ニューヨーク マンハッタン

主人公、ヘンリー・ボーマット。
美術大学に通いながら、古書店でアルバイトをしている学生である。

‟魔書”を探しにやって来たという男二人に出逢い、彼の平穏な日々は突如崩れ去る。


彼らは自らを、天使だと名乗った――


その後出会った、“絵描き”だという一人の男。これにより、事態は思わぬ方向へ。

彼らを待ち受けていたのは、
衝撃の真実だった――

冬のマンハッタンを舞台に
絵画を通して読み解く、ホラー&ミステリー

(作品ページより引用)
The errand ―天の使者とエゼキエルの書―(神崎シオン) - カクヨム The errand ―天の使者とエゼキエルの書― - エブリスタ - 無料コミック・小説投稿サイト
※上記のブログカードをクリックすれば、作品ページへ飛びます。

ジャンル


 約6,5000字程度の中編。ニューヨークを舞台とした、ホラー(残酷描写)・ミステリー。ほんのりとスティーブン・キングの系譜が感じられます。ミステリー要素は少なめなので、ホラーとして読んだほうが良いでしょう。

雰囲気


 文体としては、情報量で描写していくタイプ。宗教絵画や建築物の解説が多いです。外国が舞台だったり、キリスト教を扱ったりすので、説明は多いくらいで良いのですが、ちょっと退屈に思う人がいるかもしれません。

キャラクター


  メインキャラのイケメン率が高いので、女性向けっぽい雰囲気が出ています。とはいえ、男性でも読めるでしょう。「このキャラがどうこう」というよりは、シチュエーションそのものに力を入れている気がしました。

オリジナリティ


 宗教(特にキリスト教)を扱う小説は少ないと思います。というのも、プロテスタントだと宗派が枝分かれしていて、教義もかなり違ってくるから、そのへんの対処が難しいんですね。全ての宗派に寄り添った作品を書くのは不可能なので、いっそのことどれかに特化すると見栄えが良くなるんですが……。この作品では、絵画をメインに説明することで、問題を柔らかく出来ていたと感じました。

 僕はカトリックの影響を受けているので、キリスト教知識については厳しめに読んでいましたが、目くじらを立てるほど間違ったものはありません。

感想・評価


文法・文章評価:3pt
物語(ストーリー)評価:2pt
カクヨム評価:★2
※第終章28話「天の使者」までの感想

 勢いが強い作品ですね。作者のエモーションがバンバン出てくるのですが、そこで良い面と悪い面が出てきている印象でした。

 文章の粗は多かったのが気になりました。しかし、推敲すれば良くなる部分がほとんどだと思います。上記の項目「雰囲気」のところでも触れたとおり、描写に力を入れていたので、3ptとしました。

 ストーリーに関しては、シーンとシーンの繋がりが薄かったかなぁ……と思います。1番大きな理由は、ホラーパートで死んでいく登場人物たちの、人間味が薄かったことでしょうか。シーンの置き方・順番自体は間違っていないので、全体的に具体性を高めるだけでも見違えると思います。

評価基準
  1. 褒めようがない
  2. 読んで理解できる文章 or 物語
  3. 効果的な描写作り or 印象的なシーン作りを心がけている
  4. 効果的な描写作り or 印象的なシーン作りができている
  5. 商業作品レベル。文句をつけられない

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この記事を書いた人

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