web小説レビュー(感想)の書き方


「小説家になろう」「カクヨム」などのweb小説サイトで、レビュー(感想)を書く時の心構えを書きました。

レビュアーの心得


「小説家になろう」
「カクヨム」
「エブリスタ」
「アルファポリス」

 プロの小説家になれる場所として、web小説投稿サイトが人気になっています。

 一昔前、小説家志望たちの間では「選考に送る作品を、ネット上で公開するわけないだろ」という意見もあり、投稿サイトでは本気を出さない人が多かったです。

 今ではweb小説でも面白いものが沢山出ていますね。上記の投稿サイトからプロになる人が続々出てきたこと、サイト内に掲載された作品を使って選考する新人賞が増えたこと……様々な理由で、web小説投稿サイトでも本気を出す人が増えました。

 現在、ネット上は小説家志望たちが切磋琢磨している状況です。情報を交換したり、互いの作品を読み合ったり……しかし、まだ問題は山積みなのです。



 紹介・批評する側の人材が圧倒的に足りないのです!



 これは由々しき事態。優秀なレビュアーが増えたら、より多くの作品が読まれるようになります。なのに書く側の人間ばかり! そりゃ数多の良作が埋もれるし、不正行為でランキングに上がろうとする人が出てくるんだよ……。

 というわけで、今回はレビューの書き方と在り方について書いてみました。

レビューとは、作品の楽しみ方を提示する活動である


「レビュー」とは、日本語における「評論・批評」を意味する言葉です。

 それでは「批評」とは、どういう意味なのかと言いますと……、

 ひ‐ひょう〔‐ヒヤウ〕【批評】

[名](スル)物事の是非・善悪・正邪などを指摘して、自分の評価を述べること。「論文を―する」「印象―」

goo辞書より引用)

 つまりレビューとは、「良い点・悪い点を述べる」という意味になります。

 小説作品の良し悪しを書く理由としては、主に2種類の理由があります。

 ひとつは「読者のため」
 もうひとつは「作者のため」です。

 読者には作品の楽しみ方を提示したり、読む際の注意点を教える。作者には宣伝効果を渡し、今後より良い創作活動が出来るように、何らかの刺激を与える。これがレビュアーの存在意義となります。

 読者と作者、どちらも大事です。両者のためになるレビューを書くのが重要なのですが、第一優先はあくまで読者(自分と作者以外の人)です。誰もが読みたくなる……というのは難しいのですが、読者にとって参考になるレビューを作れば、結果的に作者も得をするでしょう。

 それが小説の場合だと「楽しみ方を提示する」ということになります。「こういう作品は、こういう人が楽しめる」という情報も、読者にとっては非常に参考になるので、レビューする際は意識しましょう。

 作品の良いところだけ紹介すればレビューとしては十分なのですが、悪いところも書く理由はある……という話を詳しくすると長くなってしまうので、またの機会に。

レビューの力=作家の力量ではない


「素人のくせに、偉そうにすんな」
「お前の作る作品よりは上手いから」

 レビュアーなかには、実際に小説を書いている人もいらっしゃるかと思います。小説家志望として勉強に励んでいる人もいるでしょう。

 そういった人たちに立ちはだかってくるのが、上記の言葉たち。実際に言ってくる人もいますし、時として心の中で聞こえることもあります。自分も「なんで俺は、俺より上手い作品にケチつけてんだ?」と思うことがあります。

 しかし、「読む能力」と「書く能力」はまったくの別物ですし、「レビューを書く能力」と「小説を書く能力」も別物です。映画評論家が作った映画は必ずしも良作というわけではありません。グルメだからといって料理好きなわけでもありません。レビューはあくまで「読者の意見」だということを、忘れてはいけません。

 小説を書いたことのないレビュアーに対しても「実際に作ってないくせに、知ったふうな口をきくな」と主張する人もいます。小説を読むのは、主に素人です。素人の創作アドバイスは参考にならないことが多いですが、「素人が楽しめたかどうか」というのは、この上なく参考になる意見です。

 言論の自由についての話も絡んできますが、それは置いておきます。1番大事なのは「自分の作者としての力量とか知るか!」という吹っ切れた気持ちでレビューすることですね。

分からないことは書かない


 多くの人間は、「分からないものに無理やり説明をつける」という傾向があります。

 分からないものがあると気持ち悪くなってしまうので、そのストレスを解消するべく嘘でもいいから回答を作ってしまうんですね。心理的にはごく普通な現象ですし、心が健康である証とも言えるでしょう。

 しかし、レビューする時には要注意です。作品に対して「無理やりつけた説明」で批評してしまうと、作者側にとっては大きなノイズとなる場合があります。それが批判的なものであれば、なおさらです。

 特にweb小説界隈だと、書き手と読み手の距離が非常に近いので、感想・レビューが与える効果は大きなものです。作品について述べる場合は、理解できた部分だけ書き、分からない部分は素直に「分からない」と書きましょう。

 ……とはいえ、この話を完璧に出来るレビュアーなんて存在しません。悔しいのですが、作者の皆様にも「所詮は1人の意見」と、過剰に気にしないよう心がけてもらう必要があります。

「俺だったらこうする」とは書かない


「俺だったら、このシーンはこういうふうにする」

 こういった批評をする方が一定数いらっしゃいますが、余計なお世話です!!!

 作者だって、より良い作品作りを日々心がけています。自作品のことなら誰よりも知っているものです(だからこそ、客観的に見れないのですが)。提案されるのは悪いことではありませんが、「俺だったら~」から始まる意見は大抵、参考にならない場合がほとんどです。

 レビューする以上、批判的な内容が出るのは仕方ないことです。しかし、見出しのセリフでは言葉遣いに問題があります。本当に相手のことを考えて批判するのなら「こういう要素が足りないと思った」「これに違和感を覚えた」といった、自分の心の動きを伝えるだけで十分です。

web小説の掲載依頼をお待ちしております


 色々と書きましたが、この記事はweb小説投稿者の皆様が、当ブログにて作品掲載の依頼をしやすくするために書いたものでもあります。

 基本的に、こういうところに気を使ってweb小説紹介記事を書いてるよー! ということが伝わっていただけたら幸いです。

掲載してほしい作品を募集|KaKuKaKu


この記事を書いた人

運営者:クロスグリ


 小説家志望の元ライター。
 プロの小説家になるべく、日々勉強しながらサイト運営しています。
 作品の下読み依頼や、個別相談(創作カウンセリング)等も受け付けています。
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「小説家になろう」「カクヨム」などのweb小説サイトで、レビュー(感想)を書く時の心構えを書きました。

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