ヒロイン属性の分類と解説!萌え要素を出すなら責めと受けを意識しよう!


 アニメやライトノベルにおける魅力的なヒロインについて、心理的観点から「責めと受け」の概念を用いて説明・分類しています。

主人公とヒロインの力関係をどう描くか


 小説で可愛いヒロインを表現したいなら、読者の心を動かす工夫が必要です。

 ツンデレ、クーデレ、ヤンデレ……。アニメやライトノベルでは様々な個性を持ったヒロインが記号化されています。

 これらの「属性」を上手に表現するには、男女の人間関係を意識して書く必要があります。

「男女の人間関係ってなんぞや?」

 と思われた人は、BL(ボーイズ・ラブ)の用語である「責め」と「受け」であると考えましょう。

「責め」と「受け」は、言い換えるのなら力関係。「どちらが主導権を握るのか?」ということです。乙女向け発祥とはいえ、男性向け作品でも通用する……どころか、重要な考え方なんですよ!

 というわけで、今回は各属性がどういった効果を持っているのかについて、責め受け概念をもとに分類・解説してみました。あくまで傾向だよ!

主人公が主導権を握るケース


 主人公が会話・物語を動かす場合に、中心になってくるヒロインたちです。

クーデレ・ダンデレ


 ひとりぼっちであることが多い属性。口数が少ないので、会話上では主人公がリードする形となります。

 友達を作ろうとしない人間から気に入られるというのは「選ばれた」感覚になります。他者の介入が入りづらい関係であるため、親密さを出しやすいキャラと言えるでしょう。

 孤独・孤高さが売りになってくるので、主人公以外との会話は最低限で済ませましょう。

アホの子、ダメな子、ドジっ娘、外国人、ちょろイン


 母性本能ならぬ、父性本能を働かせる属性。人気ゆえに、色々なバリエーションがあります。

 主人公はヒロインに頼られる存在。困っていればいるほど「こいつには俺しかいない」といった愛着を覚えます。主人公の良いところを見せやすいキャラですね。

 主人公が積極的に助けるのは避けましょう。頑張りつつも困っている姿が可愛いので、ぎりぎりまで追いつめてから助けてあげましょう。

ヒロインが主導権を握るケース


 主人公のほうが消極的な場合、以下のヒロインが会話・物語を動かすことになります。

しっかり者、常識人


 母性を感じさせてくれる属性。

 何かをしてもらうというのは、分かりやすい愛情表現です。親切な人間を嫌うことは少ないので安牌……と言いたいところですが、「おせっかい」の領域に達するとウザがられるリスクもあります。

 ウザキャラにしたくなければ、主人公に非がある状況を必ず作るようにしましょう。冷遇されていることをアピールするのも効果的です。必然的に常識人になるので、上手く動かせば非常に便利なキャラです。

ヤンデレ


 一途でありながら、一筋縄ではいかないところが魅力の属性。

 愛のカロリーが高いのでコアな人気がある……とはいえ男性の多くは、愛"される"ことに魅力を感じません。萌えを意識するなら、愛して"くれる"感を出したほうがいいでしょう。

 ヤンデレと言えば刃傷沙汰ですが、主人公に敵意を持たせるのは基本的にNGです。主人公の幸せを第一に考えるキャラですので、傷つけさせたいのなら「これが主人公のためになると思った」というアピールが大事になります。

主人公とヒロインが対等なケース


 どちらが動かすということはないのですが、異性感を消すのに有効なヒロインたち。

幼なじみ。オタク。男勝り


 友達間隔で接することができる属性。

 男友達のような気軽さが売り。男性の書き手としても描写しやすいキャラ。萌えという観点では他属性に劣りがちですが、汎用性ではピカイチ。作中に1人いたら助かります。

 萌えを描きたいなら「友達だけど、女の子」であることを強調すると良いでしょう。身体の違いやコミュニケーションの仕方がメインになってくると思います。

ツンデレ、暴力系ヒロイン


 ネガティヴな印象を与えることで、印象に残りやすくなる属性。

 ほとんどのヒロインは主人公に対して友好的ですが、そのなかで険悪なキャラがいると際立ちます。魅力を伝えるには時間のかかりますが、元がマイナスな分、可愛い時の上げ幅は大きいです。長編ならメインヒロイン、短編ならメインヒロインの引き立て役に回ることが多いです。

 たとえ主人公に非があったとしても、ただ暴力を振るうだけのヒロインは不人気になります。殴られた主人公が、暴力を振るうことに怒りを覚えないといけません。主人公を通じて読者の不満を解消させることを心がけましょう。

まとめ


 今回の要点は、以下の3つです。

・主人公はヒロインの可愛さを引き立てる行動をする。
・主人公と読者は繋がっていることを意識する。
・○○デレは、○○の部分を強調しよう。

 これを守れば、魅力的なヒロインを作れる可能性が飛躍的に上がるでしょう。


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