簡単な小説の書き方講座!比喩表現とリフレインを使おう!


 ここでは小説執筆の技術として、「比喩表現」と「リフレイン」について解説し、利点を述べています。

簡単に意図を伝えられる「比喩表現」と「リフレイン」


 小説を書いている時に毎回悩まされるのが、「どうやったら読者に伝わる文章を書けるのか?」ということ。その場面に合った言葉選びや状況説明などに神経を使ってしまう物書きさんも多いのではないでしょうか。

 自分の満足の行く文章を思いついた時の快感は非常に魅力的ですが、頭が疲れてしまうのも事実。大事な場面でもないのに神経を削って書いてしまうと息切れしちゃいますよね。

 そんな時に覚えておきたいのが「比喩表現」と「リフレイン」という表現方法です。すでに知っている人や、無意識に使っている人も多い、メジャーな手法です。しっかりと利点を覚えていれば困ったときに役立ちますよ!

比喩表現は読者に想像させやすい手法


 ここでは「直喩」をメインにご紹介いたします。

 簡単に説明すると、たとえ話ですね。「~のように」や「~のごとく」といった言葉を使って、目の前に起きていることを誰でも想像できる物事に重ね合わせる。そうすることで読み手は起きていることを想像しやすくなります。比喩表現にも「直喩」、「暗喩」、「換喩」、「提喩」とありますが、ひとつひとつ説明すると長くなるので、またの機会ということに……。

例文
  1. ゴキブリのように素早い男だ。
  2. まるでお母さんみたいな女性だ。
  3. 宝石を散りばめたような夜景。

 例の1番は「ゴキブリ」と並べることで、男は素早いだけでなく、何となく嫌なイメージをもたせています。果敢なイメージを付けたい場合はハヤブサ、怖いイメージなら豹にしてみましょう。名前部分のたった数文字変わるだけで、全く別の印象になりますよね? そこが利点であり、注意点でもあります。

 2番はリアリティ重視になります。誰もが思い浮かべやすく、かつ人によってブレることがあまりない例えになっていますね。自分はゴキブリをあまり見たことがないので、「ゴキブリのように素早い」と言われてもパッと思い浮かばないんですよね。
 並べるもの同士が近い関係にあればあるほど、強力に印象付けられます。2番の文章なら、「具体的にどこがお母さんっぽいのか」を述べると効果的ですね。

 3番は比喩表現の欠点として紹介いたします。文章自体はロマンチックで素敵なのですが、いかんせん「どっかで見たことある」という感想を抱いてしまいますね。比喩表現は簡単に書けるうえに、パクリやすいのです。良い表現はどんどん使い古されてしまうので、読み手からしたら「またこれか」と思われてしまう危険性があります。パクリやすいのですが、できるだけオリジナルかつ素敵な比喩を書いていきたいところですね。それができたら苦労しませんがね。

リフレインは積み重ねることで効果を発揮する!


 リフレインは「同じ言葉を繰り返す」手法です。小説だけではなく、詩や音楽でもおなじみですね。何度も何度も繰り返されると、そこが強調されていきます。主にクライマックスシーンや、登場人物のターニングポイントといった重要な場面で使われる手法ですが、「とにかくすごいんだよ!」と思わせたいシーンならどこでも活用できます。

例文
  1. 会いたい、会いたい、会いたい、会いたい。
  2. 立った。走った。追いかけた。
  3. 夕日が沈み、僕の気持ちも沈んでいった。

 例の1番はJ-POPのラブソングなんかでお馴染みですね。これがリフレインの、最もわかりやすいお手本でしょう。「会いたい」という感情が強調されていますが、文章テクニック的には「ただ繰り返しているだけ」なので、使いどころを間違えると途端にダサくなってしまうので注意しましょう。しかし、時にはシンプルなのが一番心に刺さる時もあるんですよね。

 2番はリフレインの応用編です。すべて足の動作で、文末を「た」で繰り返していますね。だんだんと複雑な動作になっていくことで、「立った」の衝動性が際立ちますね。同じ言葉じゃなくても、意味を少しズラしてみるだけで、こんなにも違う響きになるのがリフレインの面白いところですね。

 3番は洒落を交えたリフレインになります。落語っぽく書くと「夕日と掛けまして、僕の気持ちと解きます」という、おなじみのアレですね。リフレインは「押韻」や「洒落」の親戚みたいなものなので、相性は抜群なんです。気が利いていて面白くなる時もあります。しかし、オシャレのつもりがダジャレになってしまうことも少なくないので注意しましょう。

最後に


 今回は「誰にでも使える表現法」ということで、比喩表現とリフレインを紹介いたしました。

 この記事で紹介した例にはないパターンもあるので、書きながら探してみましょう!



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